夏の冷房

例年より少し遅い梅雨に入りましたね。

雨は降るし、ジメジメしたり、
気分が下がりやすい時期ですよね。

しかし、これを乗り切れば夏がやってきます。
海へ行ったり、夏休みがあったり、
花火大会などの色々なイベントがあるこの季節はワクワクしますね。

夏になると、あまりの暑さで家の中で
冷房をガンガンにかけて過ごされる方多と思います。

しかし、夏の冷房は、様々な障害をもたらします。

温多湿の日本の夏を過ごす私たちの体は、
夏には基礎代謝を下げて体熱産生を抑制して、
体表の血管を拡張して熱を発散するようにできているようです。

 

これは、冷房機器のない時代には、必要で大切な機能でした。

 

暑い環境の下だったからこそ、昔の日本人は、
夏に体わ冷やすかき氷、キュウリ、スイカ、
トマト、冷や麦、ビールなどをとっても、バランスがとれていて、
低体温には陥らなかったみたいです。

 

ところが現代は、自宅もオフィスも、電車やバス、
タクシー、デパート、映画館でも、
冷房がいやというほど利いています。

 

この環境の下で、体を冷やす食べ物も暑くなると
食べるので体はどんどん冷えていきます。

 

最近では、冬より夏のほうが、冷えによるこりや痛み、
下痢、生理痛、生理不順などを訴える人が増えているそうです。

 

そして、夏の冷えを1年中引きずっている人が多いんです。

 

これらを防ぐ対策として、できるだけ夏の冷房機器の使用を控え、
オフィスなどでは衣服などで念入りに冷房対策をしてきましょう。

moro