左が名城選手 ・ 右がトミー
世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級チャンピオンの名城信男(27)=六島=に世界同級10位の冨山浩之介(25)=ワタナベ=が挑戦するタイトルマッチが4月11日、大阪府立体育会館で行われることが決まり、主催者から26日発表された。
多田悦子(フュチュール)が孫抄弄(韓国)に挑戦するWBA女子ミニマム級タイトルマッチとのダブル世界戦となる。世界戦が男女同時開催されるのは国内で初めて。
名城は昨年9月に河野公平(ワタナベ)との決定戦を制して王座に返り咲き、これが初の防衛戦。
「今やっと自分のボクシングが充実してきた。しっかりといい試合をして、成長を見せたい」と自信を見せた。
東洋太平洋同級王者の冨山にしてみれば、ジムの先輩の雪辱戦。
「僕が挑戦者かと納得いかない人もいるだろうが、そんな人たちを試合で黙らせたい。必ずぶっ倒そうと思っている」と闘志をむき出しにした。
戦績は名城が13戦12勝(7KO)1敗、冨山は19戦18勝(6KO)1敗。
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冨山 浩之介 (とみやま こうのすけ)
1983年4月17日生まれ
千葉県市川市出身のプロボクサー。
OPBF東洋太平洋スーパーフライ級チャンピオン。ワタナベボクシングジム所属。
- 2004年2月23日、船橋ドラゴンボクシングジム所属でデビュー戦を4RTKOで飾る。
- 2005年12月8日、8戦8勝で東日本代表として西軍代表中村公彦と全日本バンタム級新人王を争う。6R判定勝で新人王を奪取する。
- 2006年11月7日、3連勝でA級トーナメント決勝戦で畠野幸雄を下し、優勝。その1ヵ月後には息子が誕生し前祝となった。
- 2007年9月15日、1勝後ワタナベボクシングジムに移籍。その初戦で寺畠章太に10RTKO負を喫し初黒星。
- 2008年2月2日、1勝後タイスーパーフライ級チャンピオン・ OPBF東洋太平洋スーパーフライ級1位ノラシン・ギャットプラサーンチャイに8R3-0の判定で勝利。
- 2008年6月7日、ジムの先輩である河野公平が返上し空位のOPBF東洋太平洋スーパーフライ級王者決定戦を後楽園ホールで前戦で闘ったノラシンと行い、2-1の10R判定の末王座獲得。息子をリングに上げ喜びを露にした。
- 2008年9月20日、東洋同級6位相澤国之と防衛戦。12RTKOで下し防衛に成功。
現在加圧トレーニングスタジオpreciousに勤務する
preciousスタッフです。